〈エッセイが大反響!〉吉川ひなのが半生を赤裸々告白

2021年06月05日

2013年にハワイに移住し、2児の母(第3子を妊娠中)でもある、モデル・タレントの吉川ひなのさん。

ナチュラルでオーガニックなライフスタイルが注目を集め、Instagramのフォロワー数は2021年5月現在、59万人を超えています。

そんな彼女が2021年5月13日、エッセイ「わたしが幸せになるまで 豊かな人生の見つけ方」(幻冬舎)の出版記念オンライン記者会見を開きました。

発売前に期間限定でエッセイの冒頭部分が公開されると、SNSをはじめネット上で大きな話題になりました。

予約からすでに発行部数5万部を超え、3度の重版がかかるなどの大反響。

会見の最中には、Amazon書籍ランキングでトップに立つという嬉しいサプライズも起こりました。

本書の中で、今まで一度も公にしたことがなかった自身の複雑な生い立ちや、芸能界での葛藤も綴っています。

ひなのさんは、

「当初、私が実践している、ライフスタイルやオーガニックについてや、2人目を自宅出産したこと、独特な子育て法について知ってもらいたいと思って書いていました。

でも、半分くらい書いてから、私自身の生い立ちや過去を皆さんに知っていただいたほうがよいと思うようになりました。これまで取材を受ける中でも、家族構成や生い立ちについて聞かれる機会はありました。でも、複雑な家庭環境に育ち、芸能のお仕事を始めてからも、両親との問題を解決していなかったこともあり、曖昧にごまかしてきてしまっていました。なので、私がどのような人間なのか、皆さんにいままで話したことがありませんでした」

「でも、この本の執筆をしているうちに、これまで曖昧にしてきたことも全部聞いてもらいたい、と思える自分になっていた。だから、自然と書くことができました。結果、皆さんに知って頂ける機会がこのような形で実現し、嬉しく思います。」

と、心境の変化を語っています

「この本を書いている途中、大きな出来事がいくつか起こりました。ひとつは、コロナ禍が起きて取り巻く世界が一変したこと。約30年間所属していた芸能事務所から独立したことや、第3子を妊婦したこと。

そして、いままで一度も公に話したことがなかった、自分の過去や生い立ちを話すことができました。

わたしにとってその変化は最も大きなものだったと思います。」

「わたしは今まで、芸能人という職業柄、自分の個性やインパクトは作らなきゃいけないけど、全部本当のことは言わず、波風を立ててしまう恐れがあることは、それがどんなに自分のこだわりの部分であっても曖昧にしておく癖がついていました。

でも、わたし自身がありのままの自分を受け入れられるようになり、波風を立てないことよりも、本当の自分を優先させられるようになりました。

これからのわたしの発信が表面的なものにならないように、このタイミングで、自分の言葉で語ったこの本を通して、改めて本当のわたしを知ってもらえる機会があったことをとても嬉しく思っています。」

と、読者の方々へのメッセージも語っておられます。

ここで、吉川ひなのさんのプロフィールを詳しくご紹介したいと思います。

■吉川ひなのプロフィール

吉川ひなのオフィシャルブログより

生年月日 : 1979年12月21日

年齢 : 41歳(2021年5月現在)

血液型 : B型

出身地 : 東京都東久留米市

ひなのさんは1991年、東京・銀座でウインドウショッピング中にスカウトされて芸能界入りしたそうです。

スカウト後すぐに老舗百貨店、伊勢丹の広告に抜擢されてモデルデビュー。

8頭身でスタイル抜群、まるでお人形のような顔立ちで一躍話題に。

弱冠12歳、瞬く間にスターへの階段を駆け上がりました。

1995年に『君を想うより君に逢いたい』(フジテレビ系)で、ドラマ初出演を果たしています。

1997年の映画『瀬戸内ムーンライト・セレナーデ』で「日本アカデミー新人賞」を受賞し、後には舞台女優としても活動。

1997年に藤井フミヤさんのプロデュースである、シングル曲『ハート型の涙』で歌手デビューを果たし、以降フミヤさんから4曲もの楽曲プロデュースを受けました。

モデルとしては2004年に「パリ・コレクション」にも出演しておられます。

YUMI KATSURA (桂由美) の春夏パリ・オートクチュールに、ゲストモデルとして出演しました。

本当に多彩な経歴の持ち主ですね!

2013年に発売スタートしたリゾート向けウエディングドレス「Alohina」が人気ブランドに成長し、国内レンタル専用のドレスブランド「alohina moe」を発表。

「moe(モエ)とはハワイ語で"夢"を意味し、もっと多くの花嫁にalohinaを着て欲しいという、ひなのさんの夢にちなんで名付けられたそうです。

オーガニックコットンを使った子供服ブランド「Love the Earth blue」主宰し、自身でビジネスも行っておられます。

最近のオンライン記者会見の際には、ナチュラルコスメなどを手掛ける『amara』の社長に就任することも報告。

マルチな才能を発揮しておられます。

私生活では、1992年2月にビジュアル系バンド「SHANNA」のボーカル・IZAMさんと結婚されましたが、同年9月にスピード離婚されています。

2011年9月、会社経営者男性と再婚。

2012年3月20日、第1子女児を出産。

2018年2月9日、第2子男児の出産を報告しておられます。

■現在の吉川ひなのさんに対する世間の声は?

吉川ひなの公式Instagramより引用

一見すると華々しい人生を送ってきたような、ひなのさん。

今回のエッセイでの告白は、多くの人に衝撃を与えたことでしょう。

本書の中で、支払いができなくて電話が止まったり、小さい頃学校に行く前に借金取りがきていたこと、芸能界で稼いだお金を両親から搾取されていたこと、がんじがらめな人生を送っていたことを赤裸々に明かしておられます。

Twitterでは、

"ひなのちゃん、当時こんなに苦労してたんだ

びっくりした"

"「吉川ひなの」という、一人の美しい少女の「影」の部分を、今こそ私たちは知るべきだと思う"

などの声が上がっています。

■過去を断ち切り、未来に向かって生きる

吉川ひなのオフィシャルブログより

これから生まれてくる子どもを含め、3人の自身の子供たちに対して、どんな生き方を伝えていきたいか聞かれると、

経験を生かして、子ども扱いしないで、尊重し、すべてを信頼する。彼らが (社会に) 出て行くときには、『どこに行っても大丈夫。信頼しているよ。』と言えるように、細かいところまで考えながら気をつけています。悲しかったことは自分の代で断ち切ります」

と、愛情たっぷりに子育てにも取り組んでいる彼女。

綴った文字数は7万を超え、ページにして256Pです。

「ありのまま生きるとは?本当の豊かさとは?」

幸せの定義や、価値観について考えさせられる内容です。

本書はまだまだ話題をよびそうですね!!

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