久保史緒里、舞台「夜は短し歩けよ乙女」出演

2021年06月08日

歌舞伎俳優中村壱太郎(かずたろう=30)と乃木坂46久保史緒里(19)がダブル主演する。

共演する舞台「夜は短し歩けよ乙女」の会見の様子が報道された。

久保はソロでの舞台出演は初めて。

天真爛漫な役を演じたので、前向きでいられた。共演者のみなさんのご縁に恵まれ、このご縁が財産だと思っている、と話した。

この舞台の原作は06年に森見登美彦氏が発表し、累計発行部数160万部を記録したベストセラー小説。「第20回山本周五郎賞」を受賞している。

ストーリーの舞台は京都にある大学。

中村は後輩の久保「黒髪の乙女」に片思いしており、彼女になんとか気付いてもらうため日々奮闘するなかで、さまざまな騒動に巻き込まれていくという内容だ。

脚本、演出をした上田誠氏は、想像力がたくましい原作、いろんな出来事が起こるので登場人物も多い、ダンス、ステップなど信じられないほど多くのシーンを、21人のキャストでできるだけ原作に近づけて作ったと語った。

上方歌舞伎の女形でもある中村は、現代劇での男性役は初めて。

甲冑(かっちゅう)がなくて戦場に行っている感じ。

緊張しているが、演じるのは楽しみと意気込みを語っている。

久保は、稽古中は受け身になってしまって、個性的ん方々のなかで乙女が消えてしまうように感じ、緊張しながら必死でやっているが、音楽の力はやっぱり凄い。グループでもそうだが、音楽ががかかると肩の荷がおり、音に合わせて進めていけるときがとても楽しいと話した。

竹中直人(65)は、壱太郎さんと久保さんの2人がかわいくて、見ているだけでときめいてしまうと話していた。

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