新田真剣佑のデビューのきっかけは?幼少期から現在までを徹底解剖!

2021年06月22日

新田真剣佑さんといえば、凛々しいきりっとしたフェイスと、かわいらしい性格が魅力の大人気俳優ですよね。

すい星のごとく現れ、一気にイケメン俳優の仲間入りを果たした新田真剣佑さんですがデビューのきっかけは知っているでしょうか?

実はデビューのきっかけは親が関係していたんです!

今回は新田真剣佑さんのデビューから現在までを深ぼりしていきたいと思います。ぜひ一読ください!

■父は有名人?

実は新田真剣佑さんの父は日本を代表する俳優、千葉真一さん。スタントマンに頼らないアクションが魅力的で「新 七色仮面」で主演デビュー。それ以降、1979年の時代劇「柳生一族の陰謀」にて第2回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞するなど日本の演技界をけん引してきました。

日本だけでなくハリウッドでも成功した名のある俳優です。千葉真一さんは一度、「野際陽子」さんと結婚していますが離婚。

その後、京都で舞妓として活躍していた一般女性、玉美さんと再婚します。新田真剣佑さんは玉美さんとの間にできた子供です。

玉美さんはかなり有名な舞妓で、その美貌は素晴らしいかったといいます。新田真剣佑さんが生まれるんですから本当に美人だったのでしょうね。

ちなみに真剣佑という名前は本名。「真実の剣をもって人の右に出てほしい」という願いが込められているようです。

本名「前田真剣佑」で俳優デビュー

新田真剣佑さんは9歳の時に本名「前田真剣佑」で2005年放送のドラマ「アストロ球団」似て俳優デビュー。2007年には父親である千葉真一さんが監督を務める映画「親父」にも出演します。

新田真剣佑さん、実は子役時代があったのですね。千葉真一さんは子供がハリウッドで通用する俳優になるには英語が必要だという考えから、ロサンゼルスに移住しています。

また、習い事も空手、水泳、器械体操、ピアノなどたくさんさせていたようです。

つまり、千葉真一さんによって俳優になるための英才教育が行われていたんですね。

新田真剣佑さんが俳優デビューをした後は学業に専念するため、露出を減らします。2013年ごろからは活動を再開し、アメリカのショートフィルム「SPACE MAN」「CALIFORNIA LIFE」などで主演を務めます。

まだ幼い新田真剣佑さんが見られる映画となっていますが、残念な日本では公開されていません。

■憧れは三浦春馬さん

新田真剣佑さんの憧れは三浦春馬さん。実際にお兄ちゃんのように三浦春馬さんのことを慕っていたようです。きっかけは演劇ユニット「地球ゴージャス」の「星の大地に降る涙 」を見たこと

主演が三浦春馬さんでした。「この年でこの演技できないなあ」と子供ながらに感じたそう。新田真剣佑さんはそれ以来、本気で俳優を志すようになります。

演劇ユニット「地球ゴージャス」というのは俳優の岸谷五朗と寺脇康文が「世の中の人の心をゴージャスにしたい」と設立したイベント。

そしてなんと2020年に、「地球ゴージャス」が送る「星の大地に降る涙 THE MUSICAL」の主演を新田真剣佑さんが担当しました。

「星の大地に降る涙 THE MUSICAL」は三浦春馬さんが主演を演じた「星の大地に降る涙 」をミュージカルバージョンとして書き直したもの。

俳優を本格的に志すきっかけとなった三浦春馬さんと同じ役を新田真剣佑さんが演じることになったのです。

「星の大地に降る涙 THE MUSICAL」の会見では三浦春馬さんからサプライズでビデオメッセージが送られます。

「本番前は緊張でお腹をこわしたり、大変でしたが、当たって砕けろという精神で奮闘していました。今回、マッケンが10年ぶりに演じると聞きました。当時の自分とマッケンの実力を比べたら、本当に優に超えてくると思うので、マッケンの実力で、みんなを引っ張ってほしい。新たな作品になるのだという期待の方が大きいです。必ず観に行きます。頑張って!」

とエール。新田真剣佑さんは突然の激励に放心状態に。涙を目に浮かべながら「うれしいです。後で動画をください」となんとか口を開くというシーンがありました。

アメリカの高校を飛び級で卒業

新田真剣佑さんは、高校卒業までアメリカに住んでいましたが、なんと飛び級で高校を卒業しています。高校は俳優のレオナルド・ディカプリオと同じところに入学。

水泳、レスリング、吹奏楽の3つの部活を掛け持ちしていたそうです。また部活とは別にピアノも習っていました。

勉強だけでなく、運動も音楽もこなすなんて多才すぎます。こんな忙しい高校生はなかなかいないのではないでしょうか。

実は新田真剣佑さん、高校だけでなく小さいころから忙しい生活を送っているんです。空手、水泳、器械体操、ピアノの習い事に加え、極真空手を9歳の時から始めています。

しかも極真空手のロサンゼルス大会で2度も優勝を果たすほどの実力なんです。アクションが得意だった千葉真一さんの血をしっかりと受け継いでいますね。

■ちはやふるで大ブレイク

新田真剣佑さんがブレイクしたきっかけは2016年から2018年にかけて公開された映画「ちはやふる」でしょう。新田真剣佑さんはこの作品で第40回日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞しています。

「ちはやふる」はカルタを題材にした作品で末次由紀さんの漫画作品を映画化したもの。

主演は広瀬すずさんで新田真剣佑さんは「綿谷新」役を演じました。実はここまで前田真剣佑という名前で活躍していた新田真剣佑さん。

この作品が自分にとって大切な作品になったということで、役名から名前を拝借し「新田真剣佑」になったのですね。

高校卒業までアメリカで育った新田真剣佑さんは日本には詳しかったものの、漫画の文化やカルタについて全く知りませんでした。

そこで監督が課した修行が福井県あわら市内で2週間かるた漬けの生活を送ること。新田真剣佑さんは役をいただいたなら当然だと、修行の1か月半前から百人一首の札と決まり字を記憶。

その状態で福井の渚会というかるた協会に通います。初日でカルタの基礎を終わらせた後は、すぐに実践的な練習へ。会員の方と実際に試合をし、試合勘を鍛えます。

練習にのめりこんだ結果、A級選手に匹敵するまでに成長。カルタにはまった新田真剣佑さんは撮影の合間もカルタをしていたといいます。

ストイックに役に取り組む姿も新田真剣佑さんの魅力です。

今後はハリウッドに挑戦

新田真剣佑さんは2021年4月末で所属事務所のトップコートを円満退社しています。その理由はハリウッドに挑戦するため

実は新田真剣佑さん、日本を中心に活動をしていましたが2020年12月ころから海外の撮影を優先させていました。トップコートにも初めからハリウッド進出する意向は伝えていた様子。

実際に日本の映画を実写化したハリウッド映画のオファーが既に来ています。小さいころからアメリカに住んでいた新田真剣佑さんなら英語も問題ありません。

日本での最後の活動は主演映画となる「ブレイブ -群青戦記-」。この映画では大好きな三浦春馬さんと共演しています。

舞台挨拶ではこのようなコメントも。

「僕の第一章の終わり。春馬さんの夢だった海外進出を叶えるために、僕も海外で挑戦していきます」

兄のように慕っていた三浦春馬さんの思いを胸に、海外で頑張っていく決意を表しました。

■まとめ

ここまで新田真剣佑さんのデビューのきっかけから現在までを深ぼりしてきました。小さいころからたくさんの経験をしてきた新田真剣佑さん。これまでの力を総動員して海外でも大活躍してくれることを願っています。

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