芸能界を目指すために、親や周りを説得するには?反対されたときの対処法とは?

2021年06月05日

キラキラと輝く芸能人は、いつの時代でも憧れの的です。

「自分もいつかテレビで活躍する芸能人になりたい」

と思いはつのるばかりですが、一つ問題があります。

「親はどう説得しよう?」

自分の周りの人で反対するのは、なんといっても親でしょう。

理解のある親ならまだしも、厳しく頭の固い親なら一筋縄ではいきません。

話がこじれてしまうと、まともに話もできなくなります。

こちらの記事では「芸能界を目指すために親や周りを説得する方法」を説明しています。

ぜひご一読ください。

■芸能界入りを反対される理由

なぜ芸能界入りを反対されるのでしょうか?その理由を考えてみましょう。

  • 芸能界や事務所に偏見がある

  • 学業がおろそかになる

  • 成功率が低い

  • 安定した仕事に就いてほしい

「芸能界は得体のしれないところ、収入が不安定で路頭に迷うかもしれない。大学を卒業して安定した会社に就職してほしい」と親は願っているのです。

親が反対するのは、子どもの将来を心配しているので当然のこと。そのあたりをよく理解して対処法を説明しましょう。

■芸能界のことをよく説明する

芸能界や芸能事務所のことをよく知らないと、「芸能界は怖いところ」というイメージがあると思います。

人は誰でも知らないことへの恐怖感あるものです。

まず自分自身が芸能界のことについてよく調べて、親にわかりやすく説明しましょう。

例えば「昔と今の芸能界は違う」「芸能界もコンプライアンスを重視している」など。

もし知り合いに芸能関係者や、タレント活動をしている人がいれば、芸能界の現状を親に説明してもらうという方法もあります。

■芸能事務所について理解してもらう

街中でスカウトされないかぎり、芸能事務所に入るにはオーディションを受けて、養成所でレッスンを受けるという流れになります。

そこで芸能事務所についてよく調べておきましょう。親の説得材料になり、自分自身が入りたい事務所について知ることができます。

資料請求ができる事務所なら、パンフレットなどの紙の資料を送ってもらいましょう。

webサイトだけでもよいのですが、パンフレットもあわせて説明した方がわかりやすく伝わる場合もあります。

■学業と両立させる

親が反対する理由の一つに学業のことがあります。

ここはしっかりと勉強しているところをアピールするのが大切。そして交換条件を出してみましょう。

「次のテストの順位が上がれば、事務所に応募してもいい?」

「志望する高校(大学)に合格したらオーディションを受けてもいい?」

などです。

勉強以外にも自分の得意なことでもよいでしょう。

スポーツや習い事、家の手伝いでも。とにかく頑張っているところを見てもらうのです。

自分のやるべきことを、しっかりとこなすことで説得力が増します。

■自分の努力をアピールする

芸能活動をしたいという目標があれば、そのための努力をアピールするのも大切です。

例えばダイエットやトレーニング、歌やダンスなど。

ジムやレッスンに行かなくても、自宅で動画などを参考にして練習しましょう。

目標に向かって頑張る姿を見せると、熱意が感じられ本気度をアピールできます。

■芸能界入りするための費用を貯める

所属する事務所によってはレッスン料やオーディション料がかかります。

また地方在住でしたら上京する費用も必要になりますよね。

アルバイトが可能でしたら頑張ってお金を貯めましょう。必死になって働く姿も「本気で芸能界に入りたい」というアピールになるのです。

現在テレビで活躍している俳優やタレントの中にも、デビュー前や下積み時代にアルバイトを経験している方はたくさんいます。

アルバイトを頑張った経験は芸能活動にも、きっとよい影響を与えるでしょう

■明確なプランニングを説明する

親に芸能界に入りたいことを伝えるときは、キチンと順序立てて将来の計画を説明しましょう。

例をあげると

  • 芸能界に入りたい理由

  • 自分の方向性

  • 入りたい事務所

  • どんな仕事をしたいか

などがあります。

質問されそうなことを想定して、答えを準備しておくとより説得力が増します。

説明するときに「俳優になりたい」「タレントになりたい」とただ漠然と伝えるだけでは親は納得しないでしょう。

また「なれたらいい」「なれるならなりたい」などの曖昧な表現もよくありません。

強い意志を持って、明確なプランニングを説明しましょう。

■ダメだったときのプランニングもする

あまり想像したくないと思いますが、芸能界でうまくいかなかった場合の計画も伝えましょう。

  • 〇〇才まで売れなかったらやめる

  • 地元に戻って就職を考える(地方から上京する場合)

  • やめた後はどんな仕事をするか

芸能界は厳しい世界です。売れることは簡単ではありません。

先々の見通しをしっかりと立てていることで、親を安心させる材料になります。

■親のタイミングのいいときに話す

将来を決める大事な話です。親がじっくりと向き合ってくれるタイミングで相談します。

親が忙しいときや、疲れているとき。また機嫌の悪いときは話をやめておきましょう。こういったときはポジティブな対応が期待できません。

一緒に暮らしていれば、なんとなくわかりますよね。

タイミングの良さそうなときに

「将来について相談したいことがるから、話せるかな?」と切り出せば、しっかりと話を聞いてくれるようになります。

■親の話もしっかりと聞く

ひととおり説明をすると今度は親の方が、あきらめるように説明をしてくると思います。

ここは反論しないで相手の言い分や、反対する理由をよく聞いておきましょう。

そしてこのように答えます。

「お母さんが大切に考えてくれてるのは、よくわかったよ」

「お父さんが心配するのもわかるよ」

親の考えや気持ちを、ちゃんと理解していると言葉で伝えるのです。

さらに

「ありがとう。自分のことを心配してくれて感謝しているよ」

「でも今は自分のやりたいことを挑戦したい」

「自分の夢を叶えたいんだ」

親へ感謝やお礼の言葉を伝えて、しっかりと自分の意思表示もします。

これだけで賛成してくれるとはかぎりませんが、悪い印象は与えないでしょう。

■焦らずに説得を続ける

「芸能界の話をすると親とケンカになってしまう・・・」

話がまとまらずにこじれると、親との関係がギクシャクする場合もあります。

お互い意地になってしまうと、引くに引けなくなることも。

しばらくの間は芸能界の話を避けて冷却期間をおきましょう。

時間をおいて再び親に相談すると「本気で入りたいんだ」と思われ、前向きに考えてくれるようになるかもしれません。

結論を急がずに、長期的に親の説得を続けることも大事なのです。

■オーディションだけでも受けさせてもらう

オーディションを受けるだけなら、芸能界に入ったことにはなりません。

「これでダメならあきらめる」など約束をしてオーディションの受験を、認めてもらいましょう。

もし受かれば親も「この子素質あるのかも・・・」

と前向きに考えてくれるようになるかもしれません。

■仕事をしながら芸能界を目指す

学生の時に親がどうしても許してくれない場合は、いちど一般企業に就職してから、また説得するという方法もあります。

学生と社会人では親の対応も変わる場合もあります。

仕事をしながらでも「どうしても芸能人になりたい」という思いは、熱意や本気度を見せることになるのです。

またここからではもう遅いということも全くありません。

実際に会社をやめてから芸能界入りをして、ずっと一線で活躍している俳優やタレントは多くいるのです。

■まとめ

この記事の内容をまとめると

・芸能界・芸能事務所のことをよく説明する

・学業と両立させて自分の努力をアピールする

・芸能界入りするための費用を貯める

・明確なプランニングを立てる

・親のタイミングのいいときに話し、親の話もしっかりと聞く

・焦らずに長期的に説得を続ける

・オーディションだけでも受けさせてもらう

・仕事をしながら芸能界を目指す

親の気持ちに寄り添いながら、自分の「芸能界に入りたい」という思いをしっかりと伝えましょう。

そのためには学業など自分がやるべきことや、芸能界入りするための努力などが大切になります。

結論は急がずに時間をかけて説得しましょう。熱意や本気度が伝われば親も前向きに考えてくれるようになります。

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