【苦節】女優の下積み時代ってどのくらい?|映画オーディション

2020年03月18日

女優とは人気すぐに出る人ばかりではありません。

長い下積み期間を経て、案件が定期的に届くようになった事例も少なくないのです。

この記事では、女優として案件獲得するまでに適切な下積み期間などを紹介します

女優の下積み時代ってどれくらい?

まず初めに女優とは容易に注目され売れっ子になれる職業ではないと覚えておきましょう。デビューと共にドラマや映画が決まって、一瞬で国民的女優へ駆け上がった方はいます。けれども、彼女たちはオーディションを何千人、何万人勝ち抜いた異例中の異例です。多くの女優は、芸能事務所や劇団に所属するためのオーディションからキャリア設計する必要があります。更に、芸能事務所に所属できたとしても同年代にはすでに様々な個性を持った女優が活躍しています。彼女たちと数少ない案件を争い、芽を出すまでには下積みが不可欠となるでしょう。

映画やドラマを見ていると、20代の女優が活躍しています。
彼女たちの多くは10代または、子役のころから数年の下積み期間を経ています。

輝いているように見えている女優たちも、案件を獲得するには相応の努力をしています。
何回もオーディションに落ち、悔しい考えをしてきた場合も少なくないでしょう。
なお、女優だけでは生活できずモデル業や声優などの細かな案件をこなしてきた事例もあります。
女優として生活したい場合は、下積みの一つ一つを受け入れる覚悟が必要です。

長い人は15年以上も下積みを経験

女優で成功するのにハードルが高い理由は、1人が売れてしまうと似たような案件はその人ひとりに寄せられていく仕組みができてしまうからです。
たとえば、主要作品で「恋多き女子高生」「」のように主役級の役柄を演じられる女優は数多くはいません。「主役の友達」のちょい役でさえ、先輩女優を差し置いて勝ち取るのは難しいでしょう。番組側としても、新人よりも芸歴のある女優を起用したいのは当然でしょう。そのため、10代や20代でデビューを逃がした女優は、地道に待たなければいけないでしょう。

それでも、下積み時代も腐らず、気長に演技レッスンを続けていた女優は年齢を重ねてから案件を得る可能性が残されます。10代や20代に人気があった女優が、30代・40代になってから地位を維持できているとは限りません。逆に、10代や20代のころ役に恵まれなかった女優が、30代以上になってから注目され始めることもありえるのです。15年以上の下積みを経て、デビューした女優もいます。彼女たちは、バイトなどで収益を立てながら、与えられた案件を真面目に取り組んできた方です。
いくつになっても、本人がどれくらい本気で女優業に挑めるかが大切です。

下積み時代の過ごし方

就職やバイトで生計を立てながら案件を待つのも下積みの1つです。それでも、女優を名乗る以上は演技をする場を確保しましょう。演技力は、常に磨き続けないと錆びついてしまいます。それに、10代や20代で演技レッスンを辞めてしまった女優は、30代以上になり案件を獲得できたとしても期待された芝居ができず評価はされないでしょう。下積み期間は演技と向き合える環境へ身を転じましょう。例えば「劇団員」は代表的な例です。演劇では時間、工数を費やして役作りをするので、自身の演技と真正面から向き合えます。

「養成所でレッスンを受ける」一つの選択肢です。
養成所であればどこでもいいわけではありません。理由は、レッスン料だけを要求しタレントを売り出そうとはしない悪徳事務所が存在しているからです。
所属するのであれば実績のある養成所を選びましょう。レッスン内容タレントの売り方芸能界との関係値が充実しています。➡朝ドラ女優輩出のプロアクターズラボ
そのほか、フリーランスとしてオーディションを受け続ける方法もあります。しかし、
フリーランスは自身で営業をする必要があります。周りのサポートなしで活動をするため、自己管理能力が求められます。

下積み時代だからこそオーディションに参加しよう!

デビューの年齢はさほど関係ありません。デビューしてすぐにブレイクできれば楽ではあるものの、チャンスは常に転がっています。10代や20代のころ需要のなかった女優が、年齢を重ね妖艶な芝居ができるようになったケースも珍しくありません。20代まででブレイクできないからと下を向かず、30代から大スターになる夢を追いかけてもいいでしょう。困難な場面が続いたとしても、1度でも印象に残る役を掴めば案件が殺到する可能性を秘めています。これが、芸能の醍醐味です。

「下積みを長く楽しみたい」と思っているのは少数でしょう。早く大役を掴みたいと考えるのは必然です。それならば、常に成長し続ける必要があります。下積み時代だからこそ自ら演技のできる場所に通い、自身の演技力を磨き続けましょう。最も効率的な方法は芸能スクールに通い、演技力を身につけることです。スクールでは専門的な演技を学べ、同志が集まってくるので刺激にもなります。

そして、多くのオーディションへ応募しましょう。下積み時代は、役柄にこだわらず多くの作品へと応募しましょう。自分自身の才能に気づいていることは少ないです。眠っている才能が開花したとき、晴れて大スターになれることもあります。
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