カトパン結婚で注目されるスーパー「ロピア」 支払いはまさかの現金のみ?
フリーアナウンサーの「カトパン」こと加藤綾子さんの結婚のニュースは大きな話題になりました。
その関係で結婚相手が社長を務めるスーパーマーケット「ロピア」に注目が集まっています。
ロピアは全国に60店舗を構える中堅のスーパーマーケットチェーンで、加藤さんのお相手は2代目の御曹司でした。
この方は4人兄弟の三男で、慶応義塾大学を卒業後に食品会社に就職、2013年から2代目社長に就任しています。
就任から約8年で売上高を4倍に押し上げたと言われており、業界内ではやり手と評価されています。
ロピアは精肉店がルーツのため扱う肉の質の高さが自慢です。
「トモサンカク」や「ザブトン」など普通のスーパーではあまり見かけない希少部位を買うこともできます。
よりロピアを利用する埼玉県の主婦は「品ぞろえが多く、野菜などは他のスーパーより袋に入っている量が多い印象です。とくに国産牛は、お値段が安い。ステーキを食べたいときは、ロピアに買いに来ます(笑)」とロピアの魅力を話してくれました。
しかし、一方で困っていることもあるようです。
「ロピアは、支払いが現金だけなんです。ほかより安いとはいえ、家族分の買い物をまとめてすると、1万円近くかかったりしますよね。クレジットカードが使えると、すごくたすかるんですけど。。。。特に新型コロナウィルスの問題が起きてからは、現金の受け渡しは避けたいという気持ちがあるので」と問題をしてきます。
ロピアは一部の店舗を除き、クレジットカードなどが使えず、支払いは現金のみとなっていいるようです。
別の女性客は「1年くらい前までは、支払いにPayPayが使えたんです。それが突然、取り扱い終了になって。知らずにレジに並んでいたら、持ち合わせが足りず、商品を戻したことがあります。恥ずかしかったですよ笑」と失敗談を明かしてくれました。
キャッシュレス払いに詳しく、ポイントプログラムのポータルサイト「ポイ探」を運営する菊池崇人さんはロピアの現金払いについて「いまどき、ちょっと珍しいですよね」とコメントしています。
菊池さんは「最近、チェーン系スーパーの多くは、プリペイド式の電子マネーを導入しています。チャージ(入金)するとポイントが付与され、さらに払うときにもポイントがつく、という二重取りができます。『ぐるなび』が発表した調査では、コロナ問題以降、とくに50代の女性に『現金に触りたくない』と抵抗感を抱く方が多いとの結果でした。これは、よくスーパーで買い物をする層ですよね。いまは、コロナ対策をきちんとしているということが、お店のアピール材料にもなります。直接接触を避けたい時代の中で、現金払いしかないというのはお客さん目線ではないのかなという気はしますね」とロピアについて評します。
クレジットカードやコード決済を導入しないのは業者に支払う手数料を減らし、その分を価格を安くするためではという指摘についても菊池氏は次のように回答しています。
「じつは現金を扱う場合も、お金を銀行に預けたり、レジ締めをしたりといった業務が発生します。そのため、コストは結構かかるんです。コンビニなどは、このコストを減らすためとレジ業務をスピーディにするために、キャッシュレス化を進めたいというのがあるようです。その意味でも現金払いだけというのは、今どきではないなと思いますね」
どうやら現金払いだけですと今後の経営に支障をきたすかもしれません。
結婚して主婦の仲間入りをした加藤さんも、買い物を便利にしてほしいと願うのは自然な流れです。
加藤さんから旦那さんへの主婦目線の猛プッシュを期待しましょう。