女優・剛力あやめさん 28歳の「今もまだ青春」高校時代の級友と夢を語った思い出を明かす
女優の剛力あやめさん、高畑淳子さんが6月13日、都内で行われた映画「お終活 塾春!人生、百年時代の過ごし方」の大ヒット御礼舞台あいさつに参加しました。
本作の主人公である大原夫婦は、橋爪功さん演じる夫の真一が定年退職してからというもの、高畑さん演じる妻の千賀子は夫の在宅ストレスで熟年離婚寸前という状況です。
そんな折に、剛力さん演じる娘の亜矢は葬儀社の菅野(水野勝)と出会います。
菅野から終活フェアに誘われた亜矢は母の千賀子に勧め、千賀子もフェアを樹に前向きになりますが、真一は縁起でないと嫌がり、新たな危機が生まれる、というのが映画のあらすじです。
剛力さんは舞台あいさつで「撮影が始まった日から娘になれた。空気が温かかった」と橋爪さん、高畑さんに感謝の気持ちを伝えました。
これに対して高畑さんは「私の実家では『あんたから剛力彩芽は生まれんだろ』っていう...」と恐縮してしまいます。
高畑さんは「剛力さんは撮影初日に台所にいる居住まいがお上手だった。『この人、自分の家じゃないか』と思うぐらい炊飯器から上手にご飯をよそっていた」と剛力さんの印象を話してくれました。
さらに「それを、いざなった橋爪さんと私が名優だった、ということで...。雑にいた雰囲気作りもよかった」と自画自賛し、会場を盛り上げます。
また、作品タイトルにかけて、青春時代についてもトークもありました。
剛力さんは「小学生のころから、このお仕事をさせていただいている。ある意味で、今もまだ青春を過ごしている感覚のまま」と自身を振り返ります。
さらに「"熟春"にたどり着くまで青春は過ごしたいな」とキラキラな笑顔で語ってくれました
。
そして高校時代の思い出については「芸能科の高校に通わせてもらった。そこで同じ夢を持った人たちと一緒に学生時代を過ごした。夢を語ったり、時にはオーディションで一緒だったり。それは自分の源、エネルギーにはなっていますね」と深い思いをのぞかせます。
一方の高畑さんは「高校の時、陸上部のナガノくんが好きでした。私は水泳部で、自転車置場にナガノくんの自転車が残っていると『まだ帰ってないんや』と待ってました。だけど私は水泳部なので髪の毛がベターっとなっていて...。ナガノくんの前だとしゃべれませんでした。好きな人の前だとなんでしゃべれないんだろう、と」と淡い恋の思い出を述懐します。
高畑さんは今でこそ誰よりもマシンガントークをしますが「ここまでになったのはお芝居をやったおかげ。自分の思っていることを人も傷つけることなく言う分には、いいんだという。しゃべることは、こんなにも楽しのか、と!」高らかに語って、会場の爆笑を誘っていました。
舞台挨拶には他にも水野勝、松下由樹、清水理子、香月秀之監督も参加をしています。
剛力さんの今後の活躍に注目ですね。