映画俳優・女優になるにはどうすればいい?上手な演技をするコツってあるの?
映画俳優・女優になるために、まず何からすればいいのでしょうか。
また、人の心を動かすような上手な演技をするコツも気になりますよね。
そこで、ここでは映画俳優・女優になるまでの流れと、上手な演技をするコツについて紹介してきます。
■映画俳優・女優になるまでの流れ
映画俳優・女優になるには主に以下の方法があります。
芸能事務所・プロダクションに所属する
養成所・専門学校へ入ってから事務所へ所属する
劇団員になる
①芸能事務所・プロダクションへ所属するには、事務所のオーディションに合格する必要があり、合格率はかなり低めですが合格後は一般公募されていない映画オーディション情報なども入るため、他の手段よりも早く映画俳優・女優になれる可能性があります。
②養成所・専門学校へ入ってから事務所へ所属する方法は、まずは養成所・専門学校のオーディションに合格しなければなりません。
芸能事務所や劇団と比較すると合格率はそれほど高くありませんが、レッスン費用や入学金などお金がかかります。
養成所や専門学校へ入ると、レッスンを受けながらオーディションを受けることができますし、能力がある人は卒業前から映画やドラマに出演したり、卒業後に芸能事務所へ所属することもできます。
③劇団員になるには、その劇団のオーディションに合格する必要があり、大手の劇団になるほど合格率は低いです。
しかし、劇団所属後は定期的に舞台や劇団に出演することができるため、事務所や映画監督の目に止まる可能性があります。
養成所へ入った後、個人で一般公募のオーディションを探して受けたり
まずはオーディションを受けて合格する!
上記の①~③のどの手段をとってもまずはオーディションを受けなくてはなりません。
そして、オーディション合格後に今後は出演したい映画のオーディションを受け合格し、やっと映画出演が決定します。
映画オーディションでは、一般公募でもプロの俳優・女優も応募しますし応募者も数万人単位になることも珍しくありません。
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■演技に必要な要素
演技力を鍛えるには何が必要なのかを知らなければ演技力を上げる練習ができません。
そのため、まずは演技に必要な要素とはなにか?から見ていきましょう。
《演技に必要な要素》
発声
表情
リアクション
コミュニケーション能力
想像力
運動能力
読解力
行動力
実際はもっと細かくありますが、抑えておきたい主要な部分は上記の要素です。
上記の必要要素を踏まえたうえで、演技が上達するコツについて紹介してきます。
演技のコツ①発声
基本的なことですが、セリフの聞き取りやすさは俳優・女優にとっても非常に重要なことです。
例えば、役によっては小声で喋る人の役もありますが「小声だから何言っているか分からなかった」では映画に出演した意味がありませんよね。
小声でセリフを言う役でも聞き取りやすく、通りやすい声が出せるかが大切なので、日頃からボイストレーニングなどで声を鍛えておきましょう。
演技のコツ②表情
表情はキャラクターの考え、性格などを相手に側に伝える手段です。
セリフがなくても表情だけでそのキャラクターが何を考えているのかが分かるため、非常に重要です。
しかし、表情筋の動かし方によって嬉しくて笑う表情と悪意のある笑う表情が異なりますよね。
顔には30種類以上の筋肉があり、これらの筋肉動かすことでわずかな違いのある表情を作り出すことができるのですが、30種類以上ある筋肉の中には日常生活では使わない筋肉もあります。
そのため、普段使わない筋肉でも役によって自在にコントロールできるように表情筋を動かす練習しておきましょう。
演技のコツ③リアクション
表現力やリアクションができることで、その時の感情や表情などリアルな演技をすることができます。
また、映画俳優・女優は同じような役柄が回ってくることもありますが、リアクションが同じだと「この人はどの役をやっても同じ演技だ」という印象になります。
そのため、「バリエーションを増やす」という意味でもリアクションのとりかたは重要です。
リアクションを学ぶには、友人や家族など身近な人を観察したり、芸人のリアクションを見ていると表情筋の動かし方なども参考になります。
演技のコツ④コミュニケーション能力
コミュニケーション能力を鍛えることで、会話をする際の間のとり方や「こんな考えをする人もいるのか」という勉強にもなります。
人間観察をする、人に興味を持つことは映画俳優・女優にとって重要な要素でもあるため積極的にコミュニケーションをとるようにしましょう。
演技のコツ⑤想像力
人の心を動かすような演技をするには、その役になりきる必要があります。
役になりきるには、「なぜこんな行動をとったのか?その時どんな気持ちだったのか?」や、自分の演じるキャラクターの性格などを細かくイメージすることで、よりリアルな演技ができるようになります。
想像力を培うには、日頃から映画鑑賞や読書をしたり、「もし○○と言われたら☓☓と答えよう」「もし自分が○○だったら...」などの身近なイメージトレーニングを繰り返すことで培うことができます。
想像力が高まると、台本を読みながらまるで自分が経験しているような想像をすることができ役作りがしやすくなります。
演技のコツ⑥運動能力
映画俳優や女優として活躍している方の中には、ダンスやバレエ、何かしらのスポーツをしている方が多いです。
これは、演じる役柄が全力疾走するなど、激しく体を動かす役だから...というわけではなく自分の体の隅々まで思い通りに動かし、体の使い方を覚えることで表現力の向上にも繋がるからです。
演技のコツ⑦読解力
脚本は小説のように、容易に背景を想像できるような細かい描写は書かれていません。
必要最低限のことしかかかれていないため、役者は脚本をみてその背景を理解する読解力が必要です。
演技のコツ⑧行動力
行動力とは「どうすれば憧れの俳優・女優のようになれるか」「どうすればこの役になりきれるのか」などを考え行動することです。
その役になりきるためには自分自身が経験することでお芝居でリアルな表現ができるようになるため、演じるキャラクターと同じスポーツやバイトをしてみるなど実際に経験をしに行く方もいます。
■まとめ
映画俳優・女優になるまでの方法と、上手な演技をするコツについて紹介しました。
映画俳優・女優になるには、まずはオーディションに合格しなくてはなりません。
しかし、映画オーディションは数万人単位で応募が殺到することも珍しくないため、合格率は低く狭き門です。
合格率を上げるには分母を大きくするしかないため、まずは複数のオーディションに応募しておきましょう!
そして、演技を上達させるコツは発声、表情、リアクション、コミュニケーション能力、想像力、運動能力、読解力、行動力を向上させる必要があります。
毎日コツコツ行うことで上達していくはずですので、地道に頑張りましょう!