芸能界の下積み生活とは
芸能人といえば、
・誰からも注目される
・華があり憧れる
・お金持ち
といった輝かしい魅力を感じる方も多いでしょう。
しかし、現在芸能界で活躍されている方々は最初から表舞台で活躍していたわけではありません。芸能界で成功するまでには、必ず下積み生活を経験する必要があります。
最近大活躍されている俳優「中村倫也」さんですが、彼は15年もの期間下積み生活を送っていました。このように、芸能界において「下積み生活」は当たり前のように存在するのです。
それでは、一体芸能界の下積み期間ではどのような生活を送るのでしょうか?
本記事では、
・芸能界の下積み期間はどのような生活を送るのか
・芸能界の下積み生活で大事なこと
上記について詳しくご紹介します。
芸能界での成功を目指している方、最近芸能事務所に所属した方はぜひ参考にしてください!
■芸能界の下積み期間は何をするの?
「役者になりたい!」と思って芸能事務所に所属しても、誰しもが長い期間の下積み生活を必要とします。ここでは、芸能界の下積み期間はどのような生活を送るのかについて解説していきます。
レッスン
仕事が決まった際に、しっかりとした演技やポージングができるようにレッスンを行います。ただ、レッスンはどこの芸能事務所でも取り入れているわけではありません。
事務所によって、下記のようにレッスンの形態が異なります。
・無料でレッスンに参加できる
・有料でレッスンに参加できる
・レッスンはなくひたすらオーディションを受ける
また、最近ではコロナウイルスの影響で対面でのレッスンを扱う事務所も限られてきています。
コロナ禍によって、
・レッスンを休止している
・リモートでレッスンを行なっている
など変化している場合がほとんどです。
芸能事務所内でレッスンができない方の中には、自分からアクロバットやボイトレに通い能力向上を図っている方もいます。
オーディション
芸能界に入った新入りが仕事を獲得できる場所は、ほとんどが「オーディション」です。
そのため、オーディションを繰り返して広告やドラマ出演の機会を増やしていく必要があります。
ただ、このオーディションについてですが簡単に受かることはできません。
大人気女優の「北川景子」さんでも、オーディションに100本近く落選した経験があります。
オーディションは「受からないのが当たり前」と考え、根気よく受け続けている必要があります。
また、毎オーディションごとに
・どこが上手くできたのか
・何が不足していたのか
を考え、次につなげられるように工夫しましょう。
エキストラ
ドラマや映画出演が決まっても、最初から台詞付きの役をもらえるとは限りません。
新人役者の方は、まずエキストラとして参加して場数を増やしていく必要があります。
エキストラとは、テレビドラマや映画などの映像作品で通行人や群衆などの重要性が低い役を演じることです。
ただ、エキストラといえども慣れていない期間は監督やマネージャーから厳しい指導を受ける場合があります。
厳しい指導を受けたからといって自暴自棄にならず、
・映像作品に携われる貴重な経験
・現役の監督、マネージャーから指導してもらえる場
をメリットだと捉えて積極的に参加していきましょう。
アルバイト
芸能界の下積み生活で欠かせないものは、「アルバイト」です。
芸能事務所に所属できたからといって、最初から芸能の仕事のみで生活していくことは厳しいです。オーディションに受からず1ヶ月間仕事がなければ、芸能事務所からもらえるお給料は0円になります。
そこで、芸能の仕事と掛け持ちしてアルバイトをすることが必要不可欠になります。
ただ、闇雲に時給が高いアルバイトをするのはおすすめできません。
芸能界での成功を目標としている方は、時間に融通の効くアルバイトを探す必要があります。
下記のような目線からアルバイトを見つけるようにしましょう。
・曜日や時間が固定でない
・突然のオーディションや撮影に対応できる
・芸能界での成功を応援してくれる
特に、芸能界では「明日オーディション入りました」と事務所から連絡がくることも少なくありません。そのため、日頃からバイト仲間や店長との友好関係を築いて、急な予定が入った際にシフト交換やお休みを取れるようにしておきましょう。
■芸能界の下積み生活で大切なこと
ここまで芸能界での下積み生活について紹介してきましたが、どのように感じたでしょうか?
「なんだか下積み生活って面倒くさそうだな...。」
「早く芸能界の下積み生活なんて抜け出したいな...。」
と感じた方も多いでしょう。
実際に芸能界での下積み期間は、満足のいく生活ができずに歯がゆい思いをするでしょう。
しかし、芸能界で成功するには下積み期間をどれだけ大事に送っていくのかがカギになります。
ここでは、芸能界の下積み生活で大切なことを解説していきます。
能力低下を防ぐ
芸能界で活躍するには、
・演技
・容姿
・歌
など様々な能力を磨き続けなければなりません。
ただ、これらの能力は日頃からケアしていかないとあっという間に低下してしまいます。
努力をせずに能力が低下してしまうと、芸能界で成功できるチャンスを掴んでも評価されない可能性が高いです。
芸能界での下積み生活では、常に自分磨きを怠らずに能力低下を防ぎましょう。
セルフプロデュース力を磨く
最近では、
・YouTube
・Tik Tok
上記のようなSNSから人気を獲得して表舞台で活躍する芸能人も増えています。
これまでは、芸能界といえば厳しい下積み生活に耐え抜きオーディションに合格した者のみが成功する場でした。
しかし、最近では様々な道から芸能界で成功するチャンスを獲得する方がいます。
下積み生活を送るなかで、SNSを活用してセルフプロデュース力を磨いていきましょう。
■現在活躍されている芸能人の下積み生活
ここでは現在活躍している芸能人の下積み生活についてご紹介します。
「こんなに活躍している芸能人でも下積み生活があったのか!」
という現実を知っておくだけでもモチベーションアップにつながるでしょう。
中村倫也
先ほどもご紹介しましたが、俳優「中村倫也」さんは15年間もの下積み生活を経験しています。下積み期間では、仲間と飲み歩く日々が多かったそうですが、
「無駄にしていた時間を無駄にしないように」と考えるようになり、
多くの挑戦を繰り返し現在に至るまでに成長したようです。
有村架純
女優「有村架純」さんは、映画「ビリギャル」の他「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」など大人気作品に出演しているだけでなく、2年連続で紅白歌合戦の司会を担当している大人気女優です。
そんな有村架純さんですが、学生時代からアルバイトをしながら女優を目指し、デビュー当時は何度もオーディションに落ち続けた下積み経験があります。
また、有村架純さんは映画やドラマオーディションに落ちるだけでなく、事務所に入る前のオーディションに落ちた経験もあるそうです。
当時は、「どうしたら自分を目に留めてもらえるか」について悩んでいたそうです。
堤真一
シリアスな役からコメディ役までこなす演技派の俳優「堤真一」さん。
彼も大人気芸能人の一人ですが、下積み時代は家賃2,5万の風呂なし共同トイレ物件で暮らすほどの極貧生活を送っていたそうです。
生きていくことに不安を感じることもあったそうですが、生活費のためにやりたくない仕事をする自分を許すことができなかったと語っています。
舞台俳優としてデビューし、「真田広之」さんの付き人などの下積み生活を乗り越えることで知名度を上げて現在に至ります。
■芸能界で下積み生活は必要不可欠!有意義な時間にしよう!
本記事では、芸能界の下積み生活について解説してきました。
芸能界の下積み生活は非常に大変で、「覚悟」を必要とします。
ただ、下積み生活を悲観的に捉えず、芸能界で成功するための準備期間として有意義な時間にしましょう。
下積み生活をきっちりと送ることができれば、いつか訪れる芸能界での成功チャンスを友好的に活用することができます。