【芦田愛菜】オーディションに落ちた数だけ成長した半年間
芦田愛菜さんが芸能界入りしたきっかけ
学業にも専念しつつ、ドラマやCM、歌手に声優など現在も幅広く活躍されている芦田愛菜さんが芸能界に入ったのは、母親がお友達に誘われたことをきっかけに「楽しそうだからやってみない?」といわれて芸能事務所のオーディションを受けたことでした。子役から始まる方は、こうして親に「やってみる?」と一種の習い事のようにして提案される事で始める方も多い事でしょう。
芦田さんは3歳で芸能界入りして活動されていた為、幼稚園の頃はほとんど幼稚園にいく事ができなかったそうです。幼い子であると、やはり友達と遊ぶ時間を大切にしていると思うので、それを我慢しながら頑張っていた芦田さんは幼少期から努力されている方だという事がよく分かります。
芦田愛菜さんがオーディションで上手くいかなかった事も…
実は事務所に所属してすぐに順風満帆な芸能生活を送ってきたように見える芦田さんですが、デビューまでは簡単にはいかなかったようです。
ドラマやCMのオーディションをいくつも受けても50~60回落ちてしまっていたんだとか。最初は事務所に入って半年ほどはオーディションに受からなかったという芦田さん。
しかし芦田さんだけではなく幼い芦田さんを支え続けた母親の努力もあり、その後芦田さんは4歳でドラマ『ABC家族レッスン ショートムービー2“だいぼーけんまま”』でデビューします。
芦田愛菜さんがブレイクしたきっかけ
芦田さんがブレイクしたきっかけは、実は年齢が達しておらず書類選考落ちしていた「Mother」のドラマ出演でした。一体なぜ書類選考落ちしたにも関わらず合格する事ができたのでしょうか?
子役を演じる場合、基本実年齢は演じる役の2〜3歳上の子どもで、背が低めでなおかつ演じる子供の年齢に見える子を選ぶ事がベストなんだそう。その為小学校1年生の6歳の女の子の役を演じるの「Mother」に選ばれる子役に求められる最低条件が9〜11歳に達している必要があったんだそうです。しかし当時の芦田さんは5歳(幼稚園年中さん)であった為書類選考の段階で落ちてしまったという事です。
その後マネージャーがプロデューサーに「書類上落ちちゃったんだけれども、どうしても…一瞬だけでも会ってほしい」と頼み込み、オーディションが受けられる事に!
こうしてオーディションを受け、プロデューサーも「愛菜ちゃんは、『芦田愛菜』でしかできないお芝居で僕たちに向かってきた。大人の代役が戸惑うようなお芝居で返してくる。」と言うほどの演技で審査員の度肝を抜き合格!脚本家も「あの雰囲気(芦田愛菜ちゃん)を脚本にして、今まで書いたものを書き直す」と言うほどの大抜擢だったんですね。
一度は書類選考落ちをしたオーディションで見事合格をしてブレイクされていたとは驚きです!
まとめ
芦田さんのオーディション合格で驚くべき事は、「特に他の子よりも芝居が上手だっていうわけではなかった」とプロデューサーが振り返っている事です。しかし年齢も達していない中で独特の雰囲気を出し他の子と差をつける事ができたのは、芦田さんの才能だと言えるでしょう。オーディションで上手くいかない事も、自分の魅力は何かを考えられるいい機会かもしれません!