【暴露】気になる歌手の給与

2020年03月27日

歌手の給料や年収は人によってさまざまです。
年収が百万円に満たない場合もあれば、曲がヒットして何千万円、何億円という莫大な金額を稼げる場合もあります。
本記事では激動の歌手のリアルを紹介していきます。

目次

変動が激しい歌手の給料は?<人生が大きく変わる>

何十年も活動し、ある程度のファンがついている大御所であっても確実に曲が売れるとは限定しないので、油断はできません。
例えばある年の売上が数千万円だったとしても、その次の年の売上は数百万円にまで落ち込む事もあります。
そしてどんだけ曲が良くても恋愛スキャンダルが露呈すればすぐさま売れなくなる可能性もありますから、私生活にも気を配る必要があります。
加えて「一発屋」という言葉があるように、ある曲がヒットし人々に広く愛されたものの、次の曲が全く売れずデフォルト業界から姿を消してしまった歌手もかなりいます。
いずれにせよ、人気商売のため、歌手というのは一般的な職業に比べて浮き沈みの激しい仕事といえるでしょう。

収入源:事務所からの月給制

歌手の収入源のひとつとして挙げられるのが、事務所からの固定給です。
これはマネジメント契約を結んでいるオフィスから、あらかじめ契約で決められた額のお金が入ってくるというものです。
俗に認知度や人気度が上がると事務所への貢献度ありとみなされ、固定給も上がることが多々あるといわれています。
オフィスに所属せずセルフプロデュースで活躍する歌手もいますが、帰するところ専門家の手を通した方が成功する可能性が高いという認識が広まっており、こちらは事務所所属の歌手に比べると数がかなり少ないです。
しかも、売れている歌手の中には、オフィスに交渉して固定給ではなくギャラの何割かをもらうという完璧出来高制を選択し、さらなる高収入を得ている時もあるようです。
こちらは売れなくなった時のことを考えると今後が不安だという危険性がありますが、それを加味しても莫大な金額が稼げますので売れている歌手の中にはこちらの方法をお願いする人も多々あるのではないでしょうか。

収入源:本や楽曲配信による印税

印税の内訳は例えば1000円のCDの場合、作曲者2%、作詞者2%、歌手2%という計算になる事例が多々あるようです。
その上カラオケなど楽曲配信で曲が使われた事例には、著作権関連の印税が入ってくることもあります。
カラオケの定番曲を歌っている人の中には、曲が売り出しされてから何年もその収入だけで生活していける場合もあります。
加えて、ソロ活動の場合はこちらの計算をデフォルト適用することができますが、グループで活動している場合は、さらにグループ内で分ける事になります。
作詞作曲歌唱、これらの作業を全部自分で担当可能な場合は一般的な歌手よりも大きな収入を上げる事ができるといえます。
ついでに作詞作曲、歌唱を全て自分で行った事例は、6%の収入となります。
大所帯アイドルグループの場合、握手会などでファンに複数のCDを購入するよう促すケースもあるようです。
もし、大ヒットを連発できれば、現在歌っている曲だけではなく過去の曲の収入も入ってくるので、より安定した収入が獲得できるでしょう。
歌手の重要な収入源として挙げられるのがCDの印税です。

収入源:コンサートやファンクラブなど

売れっ子になれば長者番付に名を連ねるような高所得者への道が開けます。
以上の事からわかるように、歌手としてコンスタントに活動していくには広く高評価を得る事が必要です。
「あの歌手が使っているのなら」という訳で商品をショッピングする支出者も少なくないようです。
固定給と印税以外ではイベントやテレビなどの出演料、ライブやコンサートの収益、しかもファンクラブの会費なども歌手の収入になります。
人気がある歌手ほどファンの数も増え、コンサートは大規模になるので、ファンクラブの会員数やアイテム販売の売上も莫大だといえます。
そこそこの地位を築いたのちの話ですが、テレビ出演の場合に特定の商品を紹介する事でファンの購買意欲を刺激し、スポンサーから礼金をもらってしかも収入を上げるというメソッドもあります。

歌手として稼ぐために必要なこと

歌手として稼ぐにはどういったことが必要でしょうか。
まず一番必須といえるのが音楽的才能でしょう。
たとえどんだけ歌うのが好きであっても、一般的な目から見て何か光るものが無いと歌手として売れるのは簡単ではないといえます。
芸能界には私たちが思っている以上にたくさんの歌手の卵がいます。
そこで生き残っていくためには、優れた歌唱力や作曲キャパシティーで他の歌手とは違う引き寄せられるをアピールする事が必須です。
また容姿や努力、運なども肝心といえます。
実力は未知数であっても、可愛らしい容姿であればチャームポイントを感じ声援してくれるファンがつく場合も多々あるです。
他にも「努力家屋である」「実力があるのに報われていない」といった人々の心をひきつけるストーリー性も加われば、しかも熱心に応援してくれるかもしれません。
もちろん運も実力のうちですから、こちらもあるに越した事はないのです。
歌手になるためには最初に事務所に所属するのが一般的とされていますが、良い事務所と巡り合うには実力に加えて運が不可欠です。
自身で作った曲をひたすら歌っているのも活動方法として問題ありませんが、自身にふさわしい業務をオフィスに回してもらうのも生き残るためには肝心になってきます。
やったことのない案件であっても、もしかすると旧来とは違うファンがつくかもしれません。
例を挙げるとエンディングを担当しているアニメが人気爆発した際には、歌っている歌手の方にも自然と注目が向き別分類からのファンが増える可能性も高いといえます。
もちろん逆もしかも然りです。
芸能界は人気商売です。
曲を聞き継続的にお金を落としてくれるファンが居なければ収入を得る事はできません。
しかし曲を出し続けていれば将来的に売れるというわけではなく、そして一度売れたとしても次の曲が売れるバックアップもないので、とにかく浮き沈みの激しい業務です。
なので、売れないタイミングをじっと耐えて努力を継続できる精神力も必須不可欠といえます。
また、業界人とのコネクションを築くコミュニケーション能力が高い人は、その特性を活用してライブなどに優先的に出演可能なかもしれませんし、優れたアーティストとコラボレーションを行う機会を獲得できるかもしれません。
しかし、現在はCDよりもインターネットや動画で音楽を楽しむ人が多いご時世です。
オンラインの発達により、歌手としての稼ぎ方もより多様化が進んだといえます。
歌手というジャンルにとらわれず、アーティストとして垣根を越えて活動の奥行きを広げるのも一つの手かもしれません。
例えば有料のホームページを運営したり、写真投稿サイトでおしゃれな私生活を披露したりなど、より近い距離でファンとコミュニケーションをとりつつ収入を稼ぐという活動メソッドも徐々に広まっています。
自身にあった方法を模索しつつ、アーティストとしての地位を着実に築いていくのが一番でしょう。