Tiktok運用戦略!Tiktokを伸ばすためにはどうしたら良いのか【Tiktok】

2020年05月25日

流行っているTikTokですが、運用している方も多くいるのではないでしょうか?

「見ているだけだったけど、投稿してみたい」
「投稿して再生回数を伸ばす方法が知りたい」

など、運用を始める上で気になってはいませんか?周りの人がやっていたり、見ているだけでもTiktokを使用していたり、Tiktokは今や身近なものとなっています。
短い動画を上げる形になっていますが、投稿の際などの参考にして頂けたらと思います。

今回はそんなTikTokの運用戦略についてご紹介していきます。

目次

どんな内容の投稿をするといいのか

まずは、コンテンツについてです。
よくTikTokでどんな動画を出したら良いか?ということを考えると思いますが、まずは流行に乗ることから始めると良いと言います。これには理由が2つあります。

1つに、流行のものはユーザーが耳慣れしている場合が多いため、離脱率が下がるということです。
クリエイティブ・スイッチという本に、クリエイティブに関して細かく書かれていて動画においても参考になるものなのですが、それを端的に言うと「ユーザーは目新しいものは受け入れがたいが、多くの人が利用してるものに対しては抵抗が少なくなる」ということに関わってきます。新しいことを受け入れられるためには接触頻度を増やすことで好感度が上がっていくと、この本では書かれています。

つまり、TikTokで言えば流行りに乗れば、

「見ている人にとって好感度が高く馴染みやすい状態でコンテンツを届けることが可能」

ということなのです。そうなると、逆に言ってしまえばまだ流行っていないコンテンツをやることは伸びづらい可能性が高いということが言えます。

2つ目に、アルゴリズムに引っかかりやすいということです。
例としておすすめのタイムラインを見ていた時にある特定の音源の視聴時間を長くしてみた際に、その次のオススメに出てくる動画が同じ音源が使われている動画であるという現象が多くありました。AIを活用しているためタイムラインでは、見ている人に最適化されたコンテンツを表示するようになっていますが、その1つの要素として音源が関わっていると考えられます。

Tiktok運用のポイント

Tiktokを行う上で、運用のポイントとなるのは動画の撮影コストを下げるということです。

TikTokでは、3時間かけて撮影編集してクオリティを高めた動画を投稿したとしても、別で5分しか時間をかけてない動画があった際に、後者の投稿の方が伸びるなんてことは多くあり、珍しくありません。もちろん、全部が全部そういうわけではなく、クオリティの高いものが伸びる事も多くあります。

これは動画クリエイターの人からすればあまりよくはないかもしれないことですが、「TikTok」というプラットフォームを使用する上で良い動画とは、こだわって時間をかけたクオリティの高い動画ではなく、再生される動画になります。
常に「TikTokでどんな動画が再生されているか」を知っておくことが大事になってきます。もちろんアカウントの世界観に紐づいた再生される動画という意味です。

つまり何が大事なのかと言うと、いかに動画の撮影コストを下げることが出来て、いかに動画の本数を担保できるかということです。

1時間の撮影で1本の動画を撮るのではなく、それよりもクオリティは少し下がるけれど、1時間の撮影に3本撮れる、ということの方が大事です。運用のフェーズによって戦略は変わってきますが、初期の運用の場合ははとにかくまず本数にこだわると良いでしょう。

Tiktokのアカウントの伸び方を分析してみよう

アカウントを伸ばすためのTikTokの分析はいいね数を見ることがポイントです。
TikTokをみていく中で、指標としていいね数を常に見ている人は多いです。もちろん再生数も見られていますが、再生数よりいいね数が見られている理由は、3つあります。

1つ目は、再生数は属人的なコンテンツなのか非属人的なコンテンツなのかによっていいね率(いいね数/再生数)に差がだいぶあるからです。属人的コンテンツと非属人的コンテンツ(人が顔を出しているか出していないか)の両方を運用している方のデータで、平均して下記のような数字になっているそうです。

属人的コンテンツ:10万再生数に対して、1万いいね数(いいね率10%)
非属人的コンテンツ:10万再生数に対して、3000いいね数(いいね率3%)

2つ目は、いいねの数はフォロワー数の増加と相関があるからです。
多くのアカウントがフォロワー数を増やすことをゴールにして運用していると思いますが、その中でどんなコンテンツを出せばいいのか?に対する最適な答えが「コンテンツの中でいいね数が多い投稿に寄せていく」ということが鍵となるからです。

3つ目は、いいね数のバランスがそのアカウントの世界観の需要を表しているからです。
動画の再生数は、TikTokの特徴上、オススメに出て見たものは全てカウントされてしまいます。これはどうしても受身的な数字です。ですが、いいね数に関してはユーザーが能動的にアクションした数ということです。追うべき角度の高い数字は能動的な数字を見た方が正確な判断を起こすことが出来ます。

また、大事な事は、TikTokアカウントの伸び方を知っておく事です。
TikTokの運用は、モチベーションの上がり下がりがとても激しくなります。その結果、起こりがちなこととして挙げられるのが3ヶ月以内で投稿をやめてしまうことです。これはTikTokの運用が、他のSNSと比べて運用コストがとても大きいからです。

しかもアプリの特徴的に資産化されにくく、コンテンツベースなので投稿によって伸びの変動が激しくなってしまい、伸び悩みが絶対に訪れるということです。そもそもタイムラインの仕組みが違います。

伸び悩みによりモチベーションが低下したというのはこれまでたくさんの方が経験しています。これを解決するためには運用体制がとても重要になります。どのSNS運用でも言えることですが、とにかく毎日の投稿素材を確保できる仕組みを作ることがポイントになります。

例えば、毎週1日2時間7本撮るなどスケジュールを組み、撮り溜めをしておきます。
TikTokはネタを考えるコストが比較的低いのが特徴です。その代わり撮影コストがとてもかかりますが、素材さえあればテキストやハッシュタグ選定にほぼ時間がかからないものになっています。
しかし体制ができていないのに、先にまず撮影してみて、「とりあえず投稿してみよう!」みたいなスタンスで行っている場合、伸び悩みの時期がきた際に、モチベーションが下がってしまい続かなくなってしまいます。

なので、運用する上で考えたい事は、まず体制です。これがとても大事になってきます。これに関しては、1人で運用していく難しさとしてとても痛感する事になります。そのためチームでできるのがベストといえます。これはどのSNS運用においても共通することかもしれません。

TikTokの醍醐味として、バズる瞬間が必ずくるチャンスがあるという事があります。
この瞬間はモチベーションが高くなるのですが、TikTokはギャンブルに近いものになっていて、一回当たったからと言っても再現性は低いです。また、バズっても資産化されにくくなっているので、その後、投稿が伸び悩んでしまい、モチベーションが下がってしまうという事もよくあります。

その原因は、フォロワーが異様に増えてるのに次回出した動画が伸びない事です。フォロワーが伸びても、そこで満足してしまうのではなく、投稿本数を担保することを軸に運用するのが良いです。
そうすれば投稿の伸び悩みに一喜一憂する事なく、長い目で見た際に伸びるアカウントにすることができます。ここができてる人は少ないので、これができるだけでもアカウントはグッと伸びます。しかしそこが難しいところであるので、地道に安定した投稿ができるように運用することが大切です。

まとめ

TikTokを運用していく中で、伸び方が落ち込む時期は必ずあります。
それが最初なのか途中でくるかは分かりませんが、それがあるということを知っておくだけでも気持ちが楽になるかと思います。
伸びずに悩みすぐに辞めてしまうのではなく、安定して投稿ができることを意識してみて下さい。
とにかく、重要なのは動画の本数を担保していくということです。これが1番大切なので、運用する際は気を付けてみてください。